荻窪でカラーなら美容室you ちょっとした豆知識
UV-A、UV-Bが髪にどの様な影響があるか?
・UV-A⇒ヘアカラーの退色
ヘアカラーを行った髪の内部には
染料が結合した色素が入っていますが、
この色素が紫外線による髪のダメージによって、
傷んだ部分から流出してしまい褪色の原因になる場合があります。
さらに色素そのものが紫外線によって構造が
変化したり分解されてしまう事で褪色してしまう事もあります。
・UV-B⇒キューティクルにダメージ
髪は「ケラチン」というたんぱく質が主な成分となっていて、
18種類のアミノ酸が結合し合う事で形作られています。
紫外線は、このアミノ酸同士の結合(シスチン結合)を
切断して髪の強度を弱めキューティクルにもダメージを与える事で、
髪内部のたんぱく質が流出する原因を生んでしまいます。
結果
・髪にハリ、コシがなくなる、髪が乾燥してパサつく。
(タンパク質の流出)
・枝毛や切れ毛が増える(髪の強度が減少する)
・髪にツヤがなくなる(キューティクルへのダメージ)
ということが起きてしまいます。
髪は肌と違い修復・再生する能力がないので、
紫外線からダメージを受けた髪は元に戻る事はありません。
だからこそ肌と同じように、もしくはそれ以上に
ケアをしっかりとして頂きたいと思います。
春、夏に綺麗な髪を維持する為には、
肌はもちろん髪に対しても紫外線の対策をしっかりとしましょう!
次回はSPFとPAの表示についてです。