荻窪の美容室you豆知識UV-A、UV-Bの髪への影響は

2018/03/03
荻窪の美容室you

荻窪でカラーなら美容室you ちょっとした豆知識

UV-A、UV-Bが髪にどの様な影響があるか?

 

・UV-A⇒ヘアカラーの退色

ヘアカラーを行った髪の内部には

染料が結合した色素が入っていますが、

この色素が紫外線による髪のダメージによって、

傷んだ部分から流出してしまい褪色の原因になる場合があります。

さらに色素そのものが紫外線によって構造が

変化したり分解されてしまう事で褪色してしまう事もあります。

 

・UV-B⇒キューティクルにダメージ

髪は「ケラチン」というたんぱく質が主な成分となっていて、

18種類のアミノ酸が結合し合う事で形作られています。

紫外線は、このアミノ酸同士の結合(シスチン結合)を

切断して髪の強度を弱めキューティクルにもダメージを与える事で、

髪内部のたんぱく質が流出する原因を生んでしまいます。

 

結果 

・髪にハリ、コシがなくなる、髪が乾燥してパサつく。

(タンパク質の流出)

・枝毛や切れ毛が増える(髪の強度が減少する)

・髪にツヤがなくなる(キューティクルへのダメージ)

ということが起きてしまいます。

 

髪は肌と違い修復・再生する能力がないので、

紫外線からダメージを受けた髪は元に戻る事はありません。

だからこそ肌と同じように、もしくはそれ以上に

ケアをしっかりとして頂きたいと思います。

春、夏に綺麗な髪を維持する為には、

肌はもちろん髪に対しても紫外線の対策をしっかりとしましょう!

次回はSPFとPAの表示についてです。